About 予防歯科の重要性ついて
「治療の終了＝歯科への通院が終了」とお考えになる方も多いと思いますが、実はそうではありません。お口の中をきれいな状態に保ち、虫歯や歯周病といった歯科疾患を予防するためには、歯科での定期検診やメンテナンスを行うことが必要なのです。特に歯周病は非常に再発しやすい病気のため、セルフケアだけではどうしても限界があります。
ご自身の歯、そしてお口の機能を維持することは、食事や会話を楽しめるだけではありません。認知症リスクの軽減や誤嚥性肺炎予防に役立つという研究結果も出ています。人生100年時代、お口の健康にも目を向けて、今のうちから当院と一緒に予防歯科へ取り組みましょう。
虫歯を防ぐために行う
予防処置について
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フッ素塗布
虫歯になりづらい強い歯を作るために、定期的なメンテナンスのひとつとして、フッ素塗布をおすすめしています。フッ素には歯質を強くする効果や糖を取り込んだ虫歯が酸を作り出すことを抑制する効果、歯から失われたミネラルを再度取り込むことを促す効果など、さまざまな働きがあります。フッ素塗布をすることで、知覚過敏や初期虫歯の症状を抑制することも可能です。
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定期健診
お口の健康を維持するためには、定期的に歯科検診を受けることが大切です。数か月に1度ご来院頂いて虫歯のチェック、歯周ポケット検査などを行い、お口の状態を記録していきます。そうすることで虫歯や歯周病の早期発見が可能となり、お痛みや自覚症状の出ないうちに治療で治すことできます。また、患者さんの磨き残し検査をもとに歯磨き指導も行っておりますので、ぜひ毎日のセルフケアの際にご活用ください。
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PMTC
PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、歯科衛生士による歯のクリーニングのことをいいます。ホームケアではなかなか汚れが取りにくい歯と歯の隙間、奥歯の裏側、歯周ポケットの奥などにこびりついた歯垢や歯石を、特殊な機器と薬剤を用いて徹底的にクリーニングいたします。歯の表面をツルツルに磨き上げることで、見た目を美しく仕上げるだけでなく、汚れの再付着を防ぐことができます。
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シーラント
シーラントとは、歯を削らずに奥歯の噛む面の溝の部分にプラスチックを埋め込んでコーティングし、その溝から出来る虫歯を予防する方法です。乳歯や生えたての歯に特に効果的であるため、子どもの虫歯予防として行われることが多いです。シーラントにはフッ素が含まれており、副次的な効果で歯質の表面を強化する効果も見込めます。
定期検診はむし歯・歯周病を予防します
正しい歯磨き方法で歯を守る治療したあとの状態を長持ちさせるために、当院では定期検診をおすすめしています。定期検診では、汚れを落とす歯のクリーニングや、本格的な歯のクリーニングであるPMTC､歯ブラシ指導などをとおして、お口の中を健康に保つための処置や指導をします。
お口の中を健康に保つには、3か月に一度の定期検診がおすすめです。歯周病の進み具合によっては、もう少し間隔が短くなることもありますが、患者さまの歯の状態やご都合に合わせながら決めますので、お気軽にご相談ください。
