世界水準の滅菌システム
患者さんに「安心」と
「安全」をご提供いたします
歯科治療では限られた治療器具を、多くの患者さんに使用しなければなりません。出血を伴う処置も多く、それぞれの治療器具の滅菌・消毒が不十分だと院内感染が起こる可能性があります。
当院では患者さんに「安全で安心できる環境で治療をして欲しい」という考えのもと、世界水準の滅菌システムを導入しております。治療を受けていただく際に目に見える部分ではありませんが、ご来院いただいた皆様に、安全性を追求した最高の環境をご提供いたします。
SYSTEM
当院が導入する滅菌システム
“3つのこだわり”
院内感染を予防し、患者さんと我々の安全のために実施している滅菌へのこだわりです。
- 世界水準の洗浄力で全ての器具をクリーンにするミーレジェットウォッシャー
- あらゆる微生物を滅菌するクラスBオートクレーブDACプロフェッショナル
- 全ての治療済みハンドピースを洗浄、注油、滅菌するDACユニバーサル
滅菌システムを
構築する機器について
高圧洗浄器
ミーレジェットウォッシャー
使用した治療器具の洗浄には、ドイツ・ミーレ社のミーレジェットウォッシャーを使用しています。高圧洗浄により、今までは洗浄が難しかった複雑な構造の器具も、徹底的に洗浄し、最終工程では除菌も行います。
また、ミーレジェットウォッシャーによる除菌後は、クラスBオートクレーブ DACプロフェッショナルにより高圧蒸気滅菌を行います。この２つの機器の組み合わせにより、徹底した洗浄・滅菌を実施します。滅菌した治療器具は衛生的に保管し、使う直前にパックを開けるように徹底していますので、常に清潔な状態で治療を行っています。
すべての人に「安心・
安全」を提供するために
スタッフが治療器具を手洗い・滅菌をしていた頃に比べると、ミーレジェットウォッシャーを導入してからは、洗浄力が格段に上がりました。しかし、当院でミーレジェットウォッシャーを導入する理由は、「器具を手洗いするスタッフの安全を守る」という目的が実は大きいのです。医療従事者をケガや感染から守り、すべての人に安全な医療環境作りに努めたいと考えています。
クラスBオートクレーブ DACプロフェッショナル
ミーレジェットウォッシャーによる洗浄後は、DACプロフェッショナルで滅菌を行っています。DACプロフェッショナルは、小型滅菌器のヨーロッパ基準EN13060という世界で最も厳しいクラスB規格をクリアしたオートクレーブです。医科の基準に準じた高度な滅菌を行うことができます。
クラスB滅菌を
ご存知ですか？
ヨーロッパは感染予防先進国で、その基準は世界で最も厳しいとされています。院内感染を防ぐために使用される高圧蒸気滅菌器は、ヨーロッパ基準で3つのクラス（クラスB＞クラスS＞クラスN）に分類され、最高水準クラスが「クラスB」になります。
一般的に、歯を削る器具を滅菌する場合にはクラスS以上を用いないと滅菌が十分にできないと言われていますが、残念なことに日本ではクラスＮの滅菌器しか導入していない歯科医院が多いのです。当院では、最高水準のクラスB滅菌器を導入し、患者さんに感染の危険性のない安全な歯科治療をご提供しています。
クラスB規格で行う
「トップレベルの滅菌」
安全かつ確実な滅菌を行うためには、器具の全ての面に飽和水蒸気を当てる必要があります。しかし、従来のオートクレーブでは、中空のもの（インプラント用のインスツルメント、ハンドピースなど）や、多孔性のもの（ドレープ、ガーゼなど）、またパック詰めした場合の中身などは空気が水蒸気の妨げとなるため、十分な滅菌を行うことができませんでした。しかし、クラスB規格に対応したDACプロフェッショナルでは、庫内の空気を抜き真空状態にしながら飽和水蒸気の注入を繰り返し行うことが可能なため、器具の外側だけでなく内部の隅々まで蒸気を行き渡らせ、トップレベルの滅菌を実現することができるようになりました。
ハンドピース洗浄・滅菌器「DACユニバーサル」
器具の滅菌の中でも特に難しいのがハンドピースなどの切削器具（タービン、コントラ、エンジンなど）です。DACユニバーサルはハンドピース専用の滅菌器で、わずか12分で洗浄、注油、滅菌、乾燥までの全てを一台で行います。治療後のハンドピースには、血液や様々な細菌、ウイルスが付着している可能性が高く、またドリル内部は唾液や削ったカスが逆流しているため不衛生な状態になっています。
たとえ外側を消毒・滅菌したといっても、内側まで滅菌されていなければ、感染の可能性が残っています。このようなリスクがあるにも関わらず、薬液消毒のみを行っている歯科医院がまだまだ多く、滅菌処理を行っている歯科医院は少ないのが現状のようです。
常に安全な治療器具の
確保が可能
例えば、一人の患者さんに2種類のハンドピースを使用するとしましょう。1日50人の患者さんが来院する歯科医院の場合、少なくとも100本は準備しておかなければなりません。しかし、100本ものハンドピースを準備しておくことはあまり得策とは言えません。当院では、ハンドピースを患者さんに使用する度にDACユニバーサルで滅菌します。そのため、常に不足が出ることなく、効率的に清潔なハンドピースを準備できるのです。
ディスポーザブル・
患者さん基本セット
当院では紙コップ、グローブ、エプロンなどは可能な限りディスポーザブル（使い捨て）のものを使用しています。ディスポーザブルできない器具は、上記の通り、徹底的に滅菌を行った後、滅菌パックし衛生的に保管しています。滅菌パックされたものは、患者さんの目前で開封しますので、常に滅菌直後の状態で使用することができます。
CTスキャンと
セレックプライムスキャンに
よる最先端歯科治療
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CTスキャン オルソフォス3D
当院では、より安全な治療を行うためのCTスキャンを導入しています。CTスキャンは、様々な角度からX線をあてて、体を輪切りにしたような断面の画像で見ることができる装置のことです。
虫歯治療で行うＸ線撮影（レントゲン）は、歯並びの確認にはとても役立ちますが、インプラント治療の際には、顎の骨の状態の正確な診査・診断が重要となり、ＣＴスキャンでの撮影が必要です。
その他、歯周病治療や親知らずなど埋伏歯の治療時にも、CTスキャンを使うことで通常では確認しにくい神経や血管の走行、歯根の裏側などをあらゆる角度から確認できますので、より正確な診断が可能になりました。 -
CAD/CAMシステム
セレックプライムスキャン見た目の美しい審美治療をより多くの方にご提供するため、セレックプライムスキャンを導入いたしました。
従来のモデルよりハイスペックで、撮影精度も高いため、より精密な修復物をご提供することができます。セレックプライムスキャンは、3D光学カメラで撮影した口腔内画像を立体解析し、インレー（詰め物）やクラウン（かぶせ物）をコンピュータ制御による装置で自動的に削りだすCAD/CAMシステムのことです。
このスピード化により、たった1日で自然な白い歯が手に入ります。天然の歯に近い自然さ、噛み心地を持ち、隣接する歯ともほとんど見分けが付きません。さらに、通常のセラミック治療よりも費用を抑えることができるため、とても経済的です。
